シクロクロスに流行の兆し?2011-12シーズンで始めるシクロクロス

関西では10年近く前からシクロクロスシリーズが冬の定番イベントとして定着しているが、
一昨年辺りから関東でも本格的なシクロクロス流行の兆しが見えて来た。
マウンテンバイクと言う乗り物がこの世に誕生してから先日、10月22日で35年を迎えた(ゲイリー・フィッシャーによるマウンテンバイク社の設立ではなく、最古のレースイベントの記録から)が、シクロクロスはそれよりもずっと長い伝統を持つ、オフロードサイクリングの先駆けだ。本来はロードレーサーの為のオフシーズントレーニングを兼ねたスポーツ。詳しいスポーツとしての紹介はwikipediaに譲るとして、レース自体は、UCIルールに則って行われる上位カテゴリー以外のレースは、当日エントリーも可能だったりMTBでも参加可能だったりとお手軽さも魅力だ。ついでに言うとボランティア中心で運営される大会が多いので参加費も比較的安い。この冬は、シクロクロスを初めて見ては如何だろうか?

競技の内容
競技内容は至って簡単。規定された時間内に、多くは2km程度のサーキットにされた比較的固めのオフロードコースをより多く周回した選手の勝ち。同一周回の場合は先にゴールラインを超えた選手の優勝。
多くのレースの場合、カテゴリー1、2、3など複数カテゴリーに別れており、カテゴリー1はドロップハンドルのシクロクロスレーサーが必要で、60分のレール。中級者向けのカテゴリー2は40分、カテゴリー3は30分というレースが多い。カテゴリー2、3に参加する場合は専用のシクロクロスレーサーでなくともMTBなどで参加出来る。

シクロクロスのバイク選び
まずシクロクロスを初めて見ようというライダーに、写真のような本格的なシクロクロスレーサー(クロスバイクと呼ばれる。)は必要ない。もちろん、あったらあったで速くはなるが、モノよりヒトによる部分が多い競技の為、カテゴリー2、3ではMTBでも十分。しいて言えば、26インチより29erに細身のタイヤの方が全般的に速く走れるかもしれない。ロードバイクを既に乗っている人なら必要な装備は、MTBもしくはシクロクロスバイクと、MTBシューズ、そしてペダルのみと言っても良い。要するに参戦までの壁は非常に低い。
ちなみに、カテゴリー1のシクロクロスバイクはUCIの規則改訂により今シーズンからディスクブレーキ(機械式、油圧を問わず)の使用が許可された。多くのビッグブランドでは今シーズンはディスクブレーキ仕様のバイクは登場しなかったが、写真のMERIDAが出して来た。開発の本拠地MERIDA EUROPEのオーナーが70年代にシクロクロスで世界選手権を3度制した往年の名選手だけに、他社に先駆けていち早くカーボンシクロクロスを投入して来たのは余談。

関東の注目のシクロクロスレース
昨年、関東圏からアクセスの容易な長野県・野辺山でシクロクロスが初開催されて多いに盛り上がったが、今年も野辺山が帰って来ただけでなく、東京近郊で2つの大きなイベントが予定されている。先日発表になったお台場海浜公園でのシクロクロスレースと、荒川CR沿線在住者にはおなじみの秋ヶ瀬公園で開催されるシクロクロスイベントだ。そしてもちろん埼玉県の吉見総合運動公園で開催されているGP-Mistralシリーズも全5戦が予定(うち1戦は10月25日時点既に終了)されている。しっかりとスケジュールを組んだ上でストーブリーグに臨みたい所だが、既にエントリー締め切りが迫っているものもある。バイクの手配よりも先に、エントリーしてから準備するというのは如何だろうか?

GP-Mistralシリーズ
埼玉県・吉見総合運動公園
2011年11月6日、2011年12月4日、2012年1月15日、2012年2月12日
http://www.equipe-mistral.net
参加費/約3,000円

シクロクロス東京
東京都・お台場海浜公園
2012年2月11日
http://www.cyclocrosstokyo.com(近日公開)
Official Twitter @CX_TOKYO
参加費/約6,000円

秋ヶ瀬の森バイクロア(シクロクロス風レース、参加車両不問)
埼玉県・秋ヶ瀬公園
2011年11月20日
http://bikelore.jp
参加費/約3,000円

野辺山シクロクロス
2011年11月26-27日
長野県・野辺山
http://nobeyamacyclocross.cc
Official Twitter @nobeyama_cx
参加費/約3,000円

信州シクロクロス
長野県・山梨県各地 シリーズ戦の為詳しくはオフィシャルサイトを参照。
(野辺山シクロクロスも信州シクロクロスシリーズの1戦です。)
http://www.shinshu-cyclocross.com
参加費/大会による
 
 

report:Kenji Nanba
Photo: The Bike Journal
date:2011.10.25