THE BIKE JOURNALが大阪で分譲マンションのスポーツサイクル専用駐輪場を監修


大都市圏で生活するサイクリストの多くがマンションに暮らしていると思うが、マンション暮らしのサイクリストなら誰でも知っているように、自転車とマンションというのは兎角相性が良くない。そもそも室内の置き場に困るだけでなく、グリスやオイルを使うメンテナンスには困るし、汚れたバイクの洗車、雨の日のローラートレーニング、自転車を持ってエレベーターに乗る時の他の居住者からの白い目線など、マンション暮らしの筆者自身困っている事は山ほどある。
それでも何故、マンションを選ぶのか?大きな理由の一つが時間だ。郊外の一戸建てでは、長時間を通勤に取られ、毎日満員電車で揺られては、たまの定時に仕事が終わっても家に着いたらクタクタで、そもそも自転車に乗ろうと思っても日が暮れている。
通勤は自走で通える範囲の都心部で、しかも周辺にはライディングフィールドが豊富という環境のマンションなら理想的な立地だが、残念ながら上記の問題があるのでサイクリストにとってマンションは画竜点睛を欠く。

そこで、常々思っていたのが都心部のマンションなのにサイクリングロードが至近でスポーツサイクル専用に設計されたガレージを持つ分譲マンションは出来ないのだろうか?というサイクリストならではのアイデアだ。

本日、この夢が現実のものとなる事を紹介したい。THE BIKE JOURNALがプロデュースするスポーツサイクル専用のガレージを持った分譲マンション「ファインクォーターシティ」(大阪)だ。

それは、ロードバイクに乗っていてトライアスロン仲間でもあるクリエイティブディレクターからある日、1本の電話がかかってきて、「大阪に立ち上がる新しいマンションが自転車を乗るのに最高な環境なんだが、一度観に来ないか?」と言われた事から始まった。

彼自身は首都圏でも様々な高級分譲マンションの広告や空間のクリエイティブを手掛けていて、常々スポーツサイクル専用のガレージが作れないものか?という話はしていたが、前例がない共用部はなかなか実現しなかった。

小笠原崇裕と共に現地に飛んでみると場所はJR大阪駅から徒歩圏、梅田スカイビルで有名な新梅田シティからは徒歩7分ほどの距離だ。「大都会の真ん中に近いこんな所で本当に自転車に乗れるのか?」と思いながら物件現地の周りを歩いてみると、なるほど、鼻息荒く電話して来た理由が良く解った。マンション建設地のすぐ裏が淀川のサイクリングロードなのである。それもただのサイクリングロードではない。ここは滑走路か?と言いたくなるような美しい約2kmの直線。こんな道、探したって滅多にあるものじゃない。

夕日に染まるサイクリングロードを自転車で走って建設予定地に帰ると、このマンションにスポーツサイクル専用のガレージがあったらどんなに毎日が楽しいだろうか?と想像するばかり、こうして事業主と会議を重ねて遂に夢が現実となったのだ。

次回は、この大阪「ファインクォーターシティ」に作られるスポーツサイクル専用ガレージ「QUARTER GARAGE(クォーターガレージ)」の詳細と、大淀エリアについて詳しく紹介する。

THE BIKE JOURNALが大阪で分譲マンションのスポーツサイクル専用駐輪場を監修vol.2

※計画中につき、諸般の事情によって設備や製品の仕様は変更になる場合があります。
 
 

report:Kenji Nanba
photo:The Bike Journal, Fine Quarter City
date:12.10.6