Specialized 2014モデル国際発表試乗会”Specialized GPL2014″が開催。 Last updated7/17

Specializedの総本山はカルフォルニア州北部のモーガンヒルにある。サンノゼ、サンフランシスコからほど近い、いわゆるベイエリアの街で隣町はクパチーノだ。知らぬという人は居ないであろう、APPLEの総本山である。

70年代にマイク・シンヤードがキャンピングトレーラーでヨーロッパの部品を輸入して販売した事から始まったSpecializedの歴史は、まさにアメリカンドリームそのもので、全く存在しなかった産業を作り上げ、80年代に瞬く間に成長しヨーロッパを含む世界に向けて多大な影響を与えるグローバル企業に育った過程はAPPLEの成功と非常に似ている。

何故、そんな事をわざわざここで語るのかと言うと、コロラド州のアスペンやレッドヴィルにもほど近いロッキーマウンテン国立公園内のスノーリゾート、カッパーマウンテンで開催されたSpecialized GPL 2014の冒頭で、今日のAPPLEの隆盛の起源とも言われる伝説的なスーパーボール期間中のコマーシャルに少し似たセットアップの会場でマイク・シンヤードが登壇して語る姿を見て、40年間に渡るサイクリングビジネスの歴史を振り返り世界各国から集まったプレスに感謝を述べる姿を見て、APPLEはスティーブ・ジョブスを失ったが、Specializedにはマイク・シンヤードが居る。と思ったからだ。

強調されたのはSpecializedが上場企業ではなくマイク・シンヤードが株式の大半を所有するプライベートカンパニーである事。ビッグボスとも言われる彼がYESと言えばYES。NOと言えばNO。という企業体質の元で、プライベートカンパニーならではの機敏性で競合がひしめくサイクリング界にあってスペシャルな製品を市場に投入している。創業以来変わらないただひとつのコンセプト、独自性。つまりSpecializedである。

新製品の概要に先立って述べておくと、多くの読者、もちろん私も含めて、今回の発表会でTarmac SL5もしくは第2世代VENGEが登場する事を期待していたと思われるが、2014モデルとしてSL5そしてVENGE 2は登場しなかった。ではSpecialized 2014モデルローンチは期待外れなのか?先に結論を言うと、かつてない程に新時代を感じさせてくれるモデルを揃えて来たモデルイヤーであると同時に、圧倒的な北米3大ブランド(TREK、GIANT、Specialized)の中で際立つ総合力を持つブランドとしての底力を感じた発表会であった。

では、2014年モデルの概要について、主要フラッグシップモデルの試乗レポートを交えてお伝えして行こう。

Specialized GPL特集Vol.1 世界の自転車の今とSpecialized 2014モデル
Specialized GPL特集Vol.2 AERO is EVERYTHINGを宣言
Specialized GPL特集Vol.3 All-New S-Works EPIC 29に乗る

世界中から350人を超えるジャーナリストが参加。

Specializedは空力性能の追求を宣言。

すべてのターマックとルーベがサイズに合わせたチュービングを持つSL4に進化。

新サドルも登場。

統合補給システムSWAT。
SWAT採用SHIV

ロードディスクブレーキの本格普及を宣言。S-Works Roubaix SL4 DISCを発表。

ROVALの新ホイールCLXを採用したS-WORKS TARMAC SL4。

S-WORKS VENGEもCLXホイールを採用。

アルミニウム・アゲイン。

フルスペックのS-WORKS ALLEZアルミニウムを発表。

SWAT以外にもSHIVはマグラ油圧ブレーキを採用。

S-WORKS EPIC 29がフルモデルチェンジ。

専用ジオメトリーのワールドカップ仕様のシングルフロントEPICも登場。S-WORKS EPIC 29 WC。

S-WORKS STUMPJUMPER HT 29もフルモデルチェンジ。同じくワールドカップ仕様も登場。

CRUXディスクはROVAL製カーボンホイールを採用。

S-WORKS DEMO8もアップデート。独占契約のオーリンズ製サスペンションを採用。

ユニットの名前はオーリンズのフラッグシップTTXの名前を冠する。

トレイルライディングに特化したS-WORKS TRAILシューズが登場。

クロスカントリー専用のS-WORKS XCシューズも登場。

AND MORE。

 
 

report:Kenji Nanba
photo:The Bike Journal
date:13.7.15