ファビアン・カンチェラーラがアワーレコード挑戦の延期を表明

 
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UCI会長が言及したアワーレコードに関する機材ルールの変更の可能性を受けて、TREK FACTORY RACINGとファビアン・カンチェラーラはプレスリリースにて記録への挑戦を無期限で延期すると発表した。

カンチェラーラはリリースで「アワーレコードへの挑戦は過去との戦い。もしも、エディ・メルクス氏とクラシックレースやタイムトライアルで勝負出来るのなら、アスリートとして是非とも勝負してみたい。しかし、それは不可能だ。

アワーレコードは、この不可能を可能にする過去との戦いが魅力だと私は思っている。しかし、ルールの改訂によってこれが違う方向に向かう事になった。私が自転車のテクノロジー革新に対してネガティブな人間でない事は皆さんもご存知でしょう。だからこそ、新型のロードバイクを開発するために非常に多くの時間をTREKのエンジニアと使っているのです。そして、だからこそ非常に多くの時間と資金を、最高のエディ・メルクススタイルのアワーレコードバイクを開発するために投資しているのです。

既に、記録挑戦に投入出来るバイクは出来上がっているのですが、残念ながら(UCIのルール改定の可能性への言及を受けて)挑戦自体を考え直さねばなりません。チーム、そしてTREKとどうするべきなのかは継続して話し合っています。」

TREK FACTORY RACINGのゼネラルマネージャー、ルカ・グエラシレナ氏は「今の時点では、シチュエーションを再度分析する必要があります。既に多くの時間、人、資金をこのプロジェクトに費やしています。
UCIがアワーレコードの機材規定に関して明確なルールを作るという事には賛同しますが、私達にとってのこの挑戦はエディ・メルクス氏の記録を破るという事がスタートにあるため、このプロジェクト自体を見直さなければなりません。」

TREKは、リリースに付け加える形で、UCIの機材ルール改定について支持すると同時に、自転車機材の技術的革新こそが、TREKがワールドツアーチームを所有している目的そのものであると表明している。
(写真はイメージです)
 
 

report: The Bike Journal
date:14.5.20