SIDI DRAGON2 SRS Vernice

どんな製品?
SIDIのMTB XC用ラインナップのフラッグシップモデル。ラバー部分の交換可能なカーボンソールとロード用のERGOシリーズに近いアッパー部分を採用したシューズ。

ジャーナリスト視点でのインプレッション
SIDIのシューズは幅が狭くて甲の低いヨーロピアンに適したシューズ。そんな印象を持っていないだろうか?当たってもいるし違ってもいると言うのが正しいといえる。個人的には2世代程前までのSIDIのシューズは30分も履いていると土踏まずや甲が痛くなって履けたものではなかったが、最新フェイズのシューズは結構イケる。何故イケるようになったのかと言うとソールの形状が改善されたのとアッパー部分の調整機能、特にラチェット式のストラップの長さを調整出来るようになった事が大きいと思う。
ストラップの位置を調整する事で幅広の足でも適正な位置にバンド部分をおいて締め付けられるので快適なフィット感が得られるようになった。
DRAGON2の白眉はナイロンアッパーなので泥の中を走っても掃除が簡単な事と、調整可能なヒールカップのホールド性だろう。踵のホールド性に関しては現存のシューズの中でも最上クラスだと思う。
オンロードもオフロードもシューズはスペシャライズドS-WORKSがもの凄い勢いでシェアを伸ばしているが老舗のSIDIも着実にアップデートされているので、S-WORKSはちょっと・・と言う人は試してみても良いだろう。
ちなみに2012モデルでは新型のDRAGON3も登場しているがトー部分にラバーガードが装着されてヒールカップの形状が進化した程度のマイナーチェンジだ。



 
 

report: Kenji Nanba
photo: Kenji Nanba
date:2012.1.1