DOMANEでシーオッター・ステージロードに参戦。Vol.2(クリテリウム編)


ステージ1は60分のクリテリウム。ラグナセカサーキットのホームストレートを行ったり来たりするものだが、コース幅が狭く曲がりくねって、何気に登りが2か所ある。風が結構吹いている中をスタート。ス~っと集団のスピードは上がり、下りでは5Mほどの幅しかないのでそこら中でブレーキの焦げた臭いが漂う。久々のロードレースで勘が鈍っているのか前後左右をガッツリ固められて走る状態で、前の僅かな隙間に挿し込んでいくような位置取りが最初は出来なくてブレーキをかける場面が多かったが、少し時間が経つと慣れてきて自ら隙間をコジ開けるような動きも戻ってきた。

しかしどうにもギアの入りが悪く、ターンをして全力で立ち上がる瞬間にギアがスリップしてしまって危うく大落車を引き起こす所だった。これでは危なすぎるのでバイクを降りて調整をしてみるが、どうにも上手くいかずモタモタしているうちに集団がやってきてラップ。それでマーシャルによってレースを降ろされてしまった。あっけないレースの幕切れにため息しか出なかった。

そんな残念なレースの中であったが、ともに戦ったドマーネの走りにはライダーを唸らせるツボがいくつかあった。まずはそのBB周りの剛性、マドン6に全く引けを取らない踏み心地で、乗った時の身体に掛かる負担の優しさを前面に押し出しているバイクとはとても思えないようなカッチリ感。集団内での僅かなスピードの加減速でのペダルの踏み込みでは入力に対してすぐさまクイックに反応する。この時に1テンポ遅れたりモタつきがあるとレーシングバイクとしては成り立たないが、ドマーネにはそれがない。
そして手に伝わってくる振動に対して非常に芯の硬さのあるフォーク。集団で落車があった際はどうしても急ブレーキをかけてしまう事があるが、その時に剛性の低いフォークでは僅かな捻じれが上半身の重心の位置をズラしてしまいヒヤっとする事になるが、全方向に対してしっかりとした硬さがあるとバイクも身体も意志通りに動いてくれる。
それでいて抜群の振動吸収。サーキットという非常に綺麗な路面でもその振動の収まり具合の良さは体感できた。サーキットなので普段はカーレースが行われており、その車のタイヤカスが多く落ちていて踏む事が多いのだが高速になればなるほどゴム片といえど「ゴクンッゴクンッ」と衝撃があるのだがその収まりが速いばかりか手に伝わる大きさが少ない。綺麗なサーキットでこれほど体感できるのだから、わざわざ路面の悪い所を走ってみたくなるようなバイクである。
 
 

report:小笠原崇裕
photo:The Bike Journal
date:12.4.21

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