DOMANEでシーオッター・ステージロードに参戦。Vol.4(個人TT編)

ステージ3、タイムトライアルの日だ。TTの前に本職であるMTBのクロスカントリーのプロクラスを灼熱の中で2時間近く走ったので相当に身体は疲労していたが、TTは昨日の周回コースを1周約8キロと短いものなので気負う事無く全力で走るのみだ。スタートタイムの確認に行くと、スタートリストをいくら探しても名前が載っていない、どうしたものかと審判に聞くと昨日に完走していないライダーは出走できないとのこと。。。

しかも8周回中4周回を完了していればどんなに遅れても完走扱いになり、TTを走れるとの事だった。隣では同じようにトラブルにあってしまったがサポートカーが来なかった事に対して審判に殴り掛からんばかりに食って掛かる南アフリカのライダーの姿。昨日は120人ほどが出走し正規の完走は30名ほど、4周回を回っただけの完走者は40名ほどで、結局は残りの50名がパンクや落車等のトラブルでオフィシャルサポートカーが来なかったおかげで直す事が出来ずにリタイヤとなってしまった。

UCIのプロレースなのにこれほど杜撰な運営はいただけない。交渉にも行ったが「ルールだ」の一点張りでついには2ステージを走ったのみでレースを去る事になってしまった。レースという視点で見たら非常に悔しい結果で後味の悪い幕切れだったが、ドマーネをインプレッションするという事においてはこの2レースで非常に多くの情報を得る事ができた。

ステージ2のレポートで触れたように、微振動がかなり減って身体に伝わってくるので走っているその場でも疲労の感じ方に違いが出るが、更に体感できてくるのが走った翌日。ステージ2のように路面が荒れまくった道を走った翌日は身体のどこかしこに痺れのような痛みが残っていたりすることが多々あるが、ドマーネで走った翌日にはこの気持ちの悪い疲労が感じられず、ペダルを思いっきり踏んだ後の筋肉の張りや痛みが前面に出て感じられた。微振動がもたらす疲労というもを減らす事によってこれ程までに身体へのダメージが減るとは実際に乗ってみないとわからなかった。

シーオッターの会場はメインのブースが乱立している場所は路面が硬い土、試しにドマーネで走り轍などを乗り越えて大きな衝撃を与えてみたが身体に返ってくる衝撃は随分と小さく、大きな衝撃に対しても十分な収束をみせる事がわかった。石畳の上を高速で駆け抜けるとこういった衝撃が繰り返されるが、これだけ衝撃を和らげてくれるということはハンドリングに物凄くプラスの影響を与えてくれる。バイクが暴れてしまうような路面でハンドルを強く握ってしまう場合でもドマーネなら幾分か楽にハンドルを持てるようになるからパニックブレーキになってしまう確率が随分と減るだろう。マンホールや排水溝の蓋で盛り上がった路面でもバイクが大きく暴れる事無く走られるだろう。
 
 

report:小笠原崇裕
photo:The Bike Journal
date:12.4.27

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