そうだ、来週島に行こう。この夏行きたい島、10選

島国ニッポンに生まれ育って、この国が島国であると日々の生活で実感する事は都市で暮らしている限り、全然、無い。しかしながら、ひとたび離島を訪れると湿った海の風と太陽が離島に住んだ事のない僕らの心にジーンとしみる。来た事が無いのに空の上から眺めた瞬間から何故か懐かしい、離島。
島に着いて自転車を輪行袋から取り出して走り出すと、昨日までのストレスはみるみるうちに南の空気に溶けて行く。周回道路の脇道を走ると貸し切りのコバルトブルーの海が広がっていた。今日登るつもりだった峠は明日でいい。島の時間に予定はいらない。

ー この夏は、自転車を持って島を旅してみたい。

文才の感じられない駄文を書いてみたが、離島を実際に走った事のある人なら書いてある気持ちは理解して頂けるだろう。離島で走る自転車というのは、本土での経験とは全く異なるもので、一度経験すると、ついつい通ってしまう程に気持ちいい。
実は、関東には世界でも屈指の離島サイクリングのための環境が整っている。東京都心のど真ん中にある竹芝フェリーターミナルからは伊豆諸島、小笠原諸島の各島にダイレクトにアクセス出来るし、羽田空港からも驚く程多くの島に直行便が各航空会社から飛んでいる。自転車輸送の観点でも詳しくは後述するが世界的に見て最高レベル。そして、肝心のフィールドは本場ヨーロッパの地中海の島と比べても全く引けを取らないレベルで、そこには日本の道路行政によって作られた美しい舗装路が広がっている。

「この夏行きたい島」特集では、東京からアクセスしやすい国内外の離島・島の中から10島を自転車天国としての観点と旅行&自転車の観点から選んだ。もちろん、今回紹介出来ていない島の中にもそれぞれに個性的でサイクリングを楽しめる島が多数ある。離島サイクリングの基礎知識と合わせて紹介するので、この夏は島に行ってみてはどうだろうか?

この夏行きたい島、10選

1 沖縄県:宮古島

羽田空港から飛行機で2時間30分。神の島、宮古島へ。宮古島空港を降りると、そこはもういきなりの自転車天国。なだらかなサトウキビ畑を下って海岸線に出ると、ここが世界でも有数の…..続きを読む

2 東京都:伊豆大島

知られざる自転車パラダイス、伊豆大島。東京から一番近い太平洋の島であるこの島は羽田空港からANA便に乗ってわずか40分、竹芝桟橋からジェットフォイルでも…..続きを読む

Report:Kenji Nanba
Photo:Kenji Nanba
Date:12.6.13