CENTURION MEGADRIVE 4200


バイクジャーナル長期レポート二号機は「CENTURION MEGADRIVE 4200」。
バイク歴の長い方は懐かしいと過去を振り返るような仕草も見せるセンチュリオン、ドイツのブランドだ。
パっと見の特徴はやはりエアロ形状の作りだろうか、大胆な太さを持ったフレームワークは昨今のスピードの上がるレースにおいて少しでもアドバンテージを得ようと考えられたゆえの形状だろう。素材はミディアムモジュラスカーボン、フレームのボリュームがこれ程あるので剛性は非常に高い。前後のハブ、ヘッド、シートクランプをつなぐと台形になる、この台形の中がいかに硬いかが剛性が高いかどうかの要で、この台形が「1枚の板」として感じられるかどうかが重要だ。メガドライブはMERIDAのリアクトと基本設計を共有する兄弟車という事もありブランドは違えどその中身は世界第2位のブランドが作り出すガチンコレースに向けたもの。
ステム、ハンドルバー、サドルはTIOGAに、ホイールはマヴィックにチェンジ。
一踏み目で判るのはカーボンで多いマッタリした踏み心地ではないという事。一世代前のアルミフレームのような踏み応えがありスススススッっと進んでいくこの感触はフレームに反応の良さを求めるライダーには気持ち良いだろう。だからといって100㎞を超えた途端に足にくるようなものでもない、やはりそこはカーボン、しっかりと振動は吸収してくれている。カーボンが有効な理由は路面の微振動を自分の動作(抜重や手足の曲げ伸ばし)では対応できないからであり、この部分をフレームの素材が担ってくれている。こんなガチンコレース仕様のバイクを今年のレース用の機材として提供されている。日々のトレーニングからレースまで使用して、その印象を長期インプレッションしていきます。
 
 

小笠原崇裕