ホセ・ヘルミダ、ステム・ハンドルを語る
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難波:昨年11月の来日以来ですね。ヘルミダメソッドと呼ぶべきトレーニング方法は日本でも大きな話題となりました。日本の読者を代表してまずはお礼を言わせてください。

ホセ・ヘルミダ:それは良かった。20年の経験が日本の競技力向上につながれば僕もハッピーだよ。

難波:同時に、その節は時差でお疲れの所2時間にも及ぶインタビューに答えていただき、ありがとうございました。

ホセ・ヘルミダ:あのインタビューは長かった。インタビューで握力を測られたのはあれが初めてだったよ。笑

難波:つきましては、お礼にヘルミダさんが宣伝したいモノ、コトをなんでも記事にしますので、今日は言いたいことを何でも喋ってください。

ホセ・ヘルミダ:うーん、じゃあ今日はコンポーネントの話をしよう。私達のMULTIVAN MERIDA BIKING TEAMでは通称PRC、ProCraftというコンポーネントを使用している。日本では、これが無名だと聞いたのでこれを宣伝させて欲しい。
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難波:25年に及ぶ伝統を持っているプロクラフトとヘルミダさんはどういう関係があるんですか?

ホセ・ヘルミダ:4年前からProCraftの開発は実は私が行っている。

難波:なんと。知りませんでした。

ホセ・ヘルミダ:実際にカーボンを巻いて作ったり、コンピューターを使って設計している訳じゃなくて、こんなアイテムが欲しいというアイデアや目標強度をエンジニアに話してそれに沿った製品を造って貰っているんだ。

難波:開発ライダーを行っているわけですね。

ホセ・ヘルミダ:そういうことだ。2010年に世界選手権を制した時もPro Craftのプロトタイプを使っていたし、もちろん今も使っている。ハンドル、シートポスト、ステム、バーエンドなどだ。
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難波:特にこれが気に入っているというパーツはあるんですか?

ホセ・ヘルミダ:コンポーネントだからね、すべてがなくてはならない。ステムの長さや角度、細かく別れたラインナップも私達が実戦で必要だと思う物をラインナップしている。特に私はバーエンドを愛用しているのでそれの握り心地にはこだわった。

難波:ワールドカップ、世界選手権で実証済みという事ですね。

ホセ・ヘルミダ:その通りだ。もちろんガン・リタも設計に加わっている。
今シーズンはオフから29er、29erフルサスペンション、27.5と使い分けて走っているが、バイクのセッティングに合わせてステム長や角度は細かく変えて乗っている。ステムはいつも決めた1本だけではなく、中心の長さを決めて、そこから細かい角度で数本揃えてセッティングやコースに合わせて変えていくのが望ましい。

難波:なるほど。日本のユーザーに一言頂けますか?

ホセ・ヘルミダ:私達が開発して実戦で使い続けてきたPRCコンポーネントは、すべての日本のライダーにとって必要な性能を確実に備えている。是非一度使ってみて欲しい。ワールドカッププルーブンだ!BANZAI!
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難波:すいません。ピントがステムに行ってしまったようなのでもう一度お願いします。

ホセ・ヘルミダ:PRC BANZAI!
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難波:笑。最後に今シーズンについてどうぞ。

ホセ・ヘルミダ:今シーズンは、キプロスに遠征してUCI2レースを走り、その後ケープエピックを経てワールドカップシーズンに突入する。初戦のピーターマリッツバーグのコースは相性が良いので表彰台の頂点を狙えるだろう。是非、ライブで応援して欲しい。

難波:今日はありがとうございました。
 
 
 
 

interview:Kenji Nanba
photo:The Bike Journal
date:14.2.28