メイドインジャパンの情熱。MIYATA JAPONストーリー Vol.1
 
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48年。40年。43年。現代において世界の自転車市場をリードするアメリカン3大ブランド、TREK、SPECIALIZED、CANNONDALEの創業からの年数だ。そんな中で、日本にはヘッドバッジにEstablished 1890という数字を掲げたとんでもない歴史を持っている自転車ブランドが存在していることをご存じだろうか?そのブランドとは、ミヤタサイクルの事だ。

自転車に乗っていて知らない人はいないであろうミヤタだが、その歴史を知っている人はあまり多くない。

大政奉還から25年程、歴史書を見るとルードヴィヒ1世が崩御、カール・ベンツが自動車を発明、フランスが象牙海岸(コートジボワール)を植民地化。といった出来事が起きた、もはや近代とも呼べないほどの遠い昔である1890年頃は日本にも産業革命と近代化の波がやってきた時代であった。明治政府のお抱え鉄砲師であった宮田氏が、日本に入ってきたばかりの安全型自転車(現代型自転車の祖)を見て、もはや鉄砲を造っている時代ではないと判断して3年掛かりで開発したのが日本初の安全型自転車である。この年が1893年。もちろん、後に世界を征することになった日本の自転車産業が誕生した時でもある。
 
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そのミヤタが3年ほど前からリバイバルブランドとして国産ハンドメイドによる超高級バイク MIYATA JAPONシリーズを展開していることを知っている人は、ミヤタのスチールフレームがツール・ド・フランスを制した事を知っている人よりも恐らく少ないだろう。今回の特集では、鉄への執念とも言えるMIYATA JAPONシリーズについて語りたい。

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Vol.2に続く

MIYATA JAPONオフィシャルサイト
 
 

report:Kenji Nanba
photo:Miyata Cycle、Kenji Nanba
date:14.4.2