「第1回ええじゃないか豊橋サイクルフェスティバル」レポート

 
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3月15~16日に愛知県豊橋市の豊橋競輪場、神野ふ頭周辺にて「第1回ええじゃないか豊橋サイクルフェスティバル」が開催された。

豊橋市にて公道を封鎖してのロードレースは初開催(その昔に国体が行われたが、国体はちょっと意味合いが違うので)、コースは車の輸入全国一の三河港の一角を使用した基本的にはフラットなレイアウトだが冬から春にかけては伊吹おろしの猛烈な風が吹き荒れる海っぱたという事もあり、強い風が吹けば平坦といえどもレース展開が大きく変わってくるという場所だ。密かなる想いでは風が吹いて欲しいと・・・。
 
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15日には豊橋競輪場にて30社近い出展社を集めての2014年モデルの試乗会や展示が行われ、競輪場のバンクをグルッと回られる試乗は丸一日長蛇の列をなした。その間にも競輪選手達によるデモンストレーションレースやトライアルショーも行われ会場を盛り上げた。競輪選手の小林選手は見事なボックスジャンプの技を披露し、多彩さを見せつけた。競輪場周辺の地区に住む子供達が自転車を持ち寄りバンクを走るイベントも同時に行われ、未来のサイクリスト発掘に繋がるこういった取り組みは何よりも大切にしたいし、素晴らしいものだった。

16日の開会式には大村愛知県知事、佐原豊橋市長が激励に来られ、大村知事の号砲にて愛知県の高校1年生の個人タイムトライアルのスタートが切られた。
 
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ええじゃないか豊橋サイクルフェスティバルの種目はチームTT、2時間耐久レース、個人ロードレースの3種目、そしてキッズに大人気のランバイク(親の方が必死という噂も・・)の構成。ガチTTクラスでは頭の先からバイクまで完全に統一されたチームなどが出場し、「しゃーす!」という気合の言葉と共に勢い良くスタートをしていった。平坦のTTとあってTTに特化した体型の選手も見られ、迫力のある走りが見られて楽しめた。
 
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一番の人気を集めた2時間耐久レースでは、スタート地点に中京テレビのヘリコプターが飛んできての撮影があり、スタートを前にした参加者は大いに盛り上がった。奇跡的に風が穏やかな日だったこともあり、海を眺めればその先には渥美半島の蔵王山がくっきりと望め、ロケーションはとても良い!
昼過ぎからのロードレースでは各クラスで白熱した戦いが行われ、見応えのあるスプリント合戦が相次いだ。賞金レースであるエリートクラスでは愛知県のプロチーム愛三工業レーシングが招待選手として参戦し、63Kmの戦いの最後の最後で盛選手が単独で抜け出して独走でフィニッシュラインを越えた。

第1回大会ということもあり多くの課題が残るものの、大きな落車や事故も無く大会を終えた事にまずは感謝をしたい。「ええじゃないか」を合言葉に豊橋のサイクルスポーツ文化の発展の先駆けとなる大会であった。
 
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report:小笠原崇裕
photo:小笠原崇裕
date:14.4.8