この夏行きたい自転車天国Best10
4 福島県:磐梯吾妻スカイライン・浄土平

大震災と福島原発の影響が響く福島県であるが、ここは一つ自転車から福島を盛り上げよう。という話を抜きにしても、ロードバイクに乗るのなら一度は訪れてみたい秘境スポットが磐梯吾妻スカイライン・浄土平だ。標高70mの福島市から上ると標高差1550m。昔の人というのは、ボキャブラリーに富んでいたもので、浄土平の名前の通り、この世のものとは思えない絶景が270°ぐらいのパノラマで広がる雲上の楽園そのもの。裏表、どちらから上っても15km程度で標高差1500m程度。しかも後半の数kmはほぼフラットな路面が続くと考えると、ちょっとスペックを見ただけで登りたくなくなる程辛いヒルクライムで、個人的な印象では渋峠よりこちらの方が辛いが、上りきった喜びもひとしおである。磐梯山といえば、温泉のメッカとしても知られる大人のリゾート地であるので、訪れた際は同時に温泉も楽しみたい。

お勧めの滞在方法とルート:
手っ取り早く浄土平を楽しむなら、早朝に東京を出発して東北新幹線で郡山を目指したい。磐越自動車道の磐梯熱海IC付近まで適当なルートで走ったら、母成スカイラインを通って、磐梯吾妻スカイラインの麓まで60km程走る。 母成峠自体も標高960mと単体で見ても十分なヒルクライムだが、天国を目指すにはまだ入り口に過ぎない。磐梯吾妻スカイラインに入ったら、急勾配の直登と連続したつづら折れに8割方のライダーは心が折れそうになるだろうが、上って行くごとに変わる植生に心を癒されてほしい。勾配が緩やかになったり、上り返しが現れたら浄土の世界はすぐそこである。シューズをMTB用の歩けるもので頑丈な鍵を持って行けば、浄土平の駐車場にバイクを停めて吾妻小富士へのハイキングを楽しんでも良い。帰りは、福島駅に降りて日帰りという手もあるが、磐梯麓には数多くの温泉があるので一泊して帰りたい所だ。ちなみに、11/末までの間、磐梯吾妻スカイラインは無料開放されている。磐梯山ゴールドライン、磐梯吾妻レークライン、磐梯吾妻スカイラインを組み合わせた究極のルートも考えられるが一日で3つのスカイラインを超えるのは無謀に等しいので、途中で1泊を入れるルートを取りたい。国道以外の裏道などは、震災による崖崩れで、寸断されている場所もあるらしいので、事前にルートを練って、スカイラインなどは管理事務所に問い合わせてみたりオフィシャルサイトを確認したい。
 
 

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