2015旗艦ロードバイク5×5選 Vol.2
 
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小笠原ー 2台目はリアクトですね。メリダ・リアクト。

難波ー うむ。

小笠原ー リアクトは、いわゆるエアロ系っていうロードバイクの中で抜群に癖がない。逆に言うと普通に走る。

ヒルクライムだとエアロロードってどれも板を踏んでいるような乗り味がするでしょ?どんなにカーボン積層技術が進化したって言っても、そういう癖は隠せなかったんだけど、リアクトは殆どそれを感じませんね。

難波ー トレックのマドン7とかスコット・フォイルとかもそういう癖は感じませんけど、あっちは実験上の空力性能はともかく、形状的にはオールラウンダーとエアロの中間。

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(写真はMY14モデル)
 
小笠原ー それを考えると、完全なエアロロードのルックスであの走りっていうのは地味に結構すごい。チームランプレが、メインバイクはこれでいいやって言っちゃう理由も解らんでもない。

で、60km/hぐらいだせばしっかりとエアロ効果も感じられるっていうのが非常に好ましい。

難波ー やはりあのカタチというかデザインにはビビビと来ますね。

小笠原ー あの形状というか背中のピンクの差し色の格好良さは写真じゃ伝わらないですね。最初に写真を見たときは仰天しましたが実物をみたら超絶格好いい。

難波ー フレーム単体の値段が値段を付け間違えてるんじゃないかというぐらい安いというのも見逃せませんね。

小笠原ー フレーム309,000円(税込)で、あれだけバリバリ一線級のエアロロードが買えるって、値段の付け方間違えてますね。

難波ー リアクト・チームのフレームを買ってアルテグラDi2辺りで組んだら何の不満もなくて満足度も高いでしょう。

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小笠原ー 正直言っていわゆるエアロロード同士を乗り比べてそのエアロ性能差を体感出来る人って居ないんじゃないかと思う。大手のちゃんと設計されたのならどれもある程度以上はエアロだし、それ以上は条件とか乗り手の問題が大きすぎて。

エアロロード同士のエアロ性能インプレとか頼まれたら僕も無理ですもん。全部ある程度エアロですねとしか言いようがない。なので完全エアロの見た目を保った上でどこまで走りの性能を上げられるかが肝になってきますね。

難波ー そういう意味ではCANYONのAEROAD SLXも気になります。なので3台目はAEROAD SLX。正式に日本に上陸しましたし。
 
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小笠原ー CANYONって少し遅れでトレンドを追いかけてくるブランドっていう印象が今まで強かったけど今年の新製品はどれも突っ走ってますね。マウンテンバイクのENDURO系も凄いし、なにげに大手がまだどこも出していないカーボンフレームのファットバイクを発売している。
 
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難波ー AEROAD SLXはハンドル一体型ステムを採用してますね。EMONDA SLRでTREKがやってきましたけど、こっちはエアロ系一体型なんでトレンドの一歩先を行ってる。

フレーム形状もヨーロッパブランド同士で見ると、BMCのエアロも見て、新しいリアクトも見てから仕上げてきた形状なので、やっぱりトレンドの後追いですけど最先端を行ってて格好いい。
 
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小笠原ー ハンドルまで含めたトータルでのエアロ性能っていうコンセプトは新しいですね。みんな考えていたんでしょうけどコストも掛かるんでやりきれなかった所をやってみせた。それもCANYONが。既存の大御所ブランドはやはり脅威を感じていると思いますよ。ヨーロッパでは実際問題シェアもとってますし。

難波ー それが日本にサポートセンターを作って正式上陸して来たっていうのはやはり注目度は高いでしょう。ちなみにこの前見たけどまだ乗ってないです。なので走りの話はまた今度。

小笠原ー リアエンドひとつが折れても、日本語で頼んで日本語で買えるっていうのはやはり大きいですよ。CANYONの購入は、自分でメンテまで出来る上級者以外には個人的には薦めませんけど。

難波ー 直販ブランドなんでユーザーはメンテナンスでショップに迷惑掛けるウチは手を出してはいけませんね。それだけはマナーというかモラルというか御法度。

小笠原ー 3台目ですけど…

Vol.3に続く

 

talk:Kenji Nanba, Takahiro Ogasawara
date:15.2.25