2015旗艦ロードバイク5×5選 Vol.4

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synapse

小笠原ー 4台目は、キャノンデールのシナプス・ハイモッド・ディスク。日本人で最初に乗ったのは僕だったのかな?発表直後にアメリカでちょろっと乗ってみたんだけど、まあ何とも気持ちの良いバイクでして。

走るし、軽いし、ブレーキもメチャ効くし。

難波ー いわゆるグラベルロードのフラッグシップですね。28Cタイヤが入ります。

小笠原ー 日本だって、ちょっと100km走って県道の峠に入ると道がガレガレに荒れてますよね。

難波ー 普通のロードだと行こうと思わないから最初からルートに入ってこない。だから意識しないけど、良く良く考えるとガレガレの道は結構あります。

小笠原ー 奥多摩とか奥秩父とかの先の方に行くとボコボコでしょ?そこにも何も気にせず入っていって普通に走れる。

難波ー 奥多摩のツルツル温泉の先とかの雰囲気ですね。

小笠原ー そうそう。もう殆ど砂利なのかアスファルトなのか解らないというレベルの道。ああ言うところがロードツーリングのルートに入ってくるっていうのは、選択肢が広がるっていうか、どこ走りに行こうかって考えただけでワクワクしちゃいますね。

難波ー で、そこまで行く道のりも全然辛く無いどころか並のオールラウンダーよりもよく走るという。

小笠原ー まさに大人のためのロードバイクですね。アプローチも速くて、ボコボコの峠の頂上まで登って凄く綺麗な景色見て、ディスクブレーキで余裕に下って温泉入ったりして輪行で帰っちゃう。最高でしょ?

難波ー 最高。夢がある。

小笠原ー 引退したらそういう自転車の楽しみ方もいいかなー。ってシナプスに乗って想像したら楽しくなっちゃった。

難波ー こういうバイクに乗って旅しちゃうカッコいい50代になりたいですね。家に持ってて数ヶ月に一回旅に出るだけで夢があるよね。

小笠原ー それで良いと思います。で、オジさんなんだからまあ若いのよりはお金ある訳で、体力足りてない部分をお金で買うというか。体力なくても良いけどフィットした体で乗って欲しいですね。こういうカッコいいバイクは。

で造形がまた凄いでしょ?穴開いちゃってるし。僕らが知っているキヤノンデールの変態具合が良く出てる。遠くから見ても、あ、キヤノンデールだ。っていう見た目になってますよね。そこがまたいい。それに更にディスクブレーキが付いている訳ですよ。もうノックアウト。

難波ー 大人のライフスタイルロードバイク。

こちらの最後の1台ですけど、ルックの795AEROLIGHT。
 
795aerolight
 
小笠原ー また、もの凄いの来ますね。

難波ー これも実物は何度も見て触ってるんだけど乗ったことはない。形状がね、もの凄いですよ。どうしてこうなったと言うぐらいに凄い。

小笠原ー 一目見てタダゴトではない形状ですよね。

難波ー フォーク内蔵ブレーキとか、本当にエアロ効果がどうなのかとかを差し置いて、形状でノックアウト。お値段もフレームで74万9800円と凄い事になっています。

小笠原ー 昔からルックはもの凄い形、もの凄いカラーのバイクを出してくるメーカーですからね。

難波ー それでいて乗ると、ルックの良さがあるでしょ?

小笠原ー ある。タイムともまた違うルックらしさ。フランスらしさ。
アメリカの変態はキヤノンデールですけど、ヨーロッパの変態はルックですね。で、どっちも乗ると良いし突き抜けている。

難波ー 何気にごく初期からカーボンを作り続けているブランドなんで乗ると外れが無いのもルックの特徴ですが、さて795AEROLIGHTはどんなものかと気になりますね。ブレーキとかは実物を触るに耐久性はありそうな感じだった。

小笠原ー 実用性とかそんな事を気にする人の乗り物ではないですよ795AEROLIGHTは。閃きとかそういう次元で注文する乗り物です。

90年代のフォークの途中からステムが突き出たトラックレーサーの時代から気になって仕方がない。あれだけもの凄い形状なのに成績はちゃんと出してる。トラックレーサーはスポンサーとかあんまし関係なしでバイクを選ぶわけで本当の性能の話で選んでる訳ですよ。

ペダルだってシマノかルックかタイムか。というモノを出すわけでしょ?

難波ー フォークもいい。フォーク作りはフレームより難しいって言うぐらいなのに、そのフォークを昔から時代時代で最高レベルのモノを出してきますからね。やはりただものではありません。なので795AEROLIGHT。

小笠原ー フォークがダメな自転車は自転車全部がダメですからね。それは昔も今も変わらない。

難波ー で、そちらの5台目は?

vol.5に続く

 

talk:Kenji Nanba, Takahiro Ogasawara
date:15.3.13