8 千葉県:房総半島南部

本来夏の房総半島南部は、海水浴客で溢れているが今年は原発の件による風評被害で海水浴客が少ない。となると冬季のシーズンと同じく南房総が、関東近郊でも指折りの自転車天国として考えられる。まさにこの夏限定。と言っても良いだろう。また、1000円高速道路はなくなったが、アクアライン800円は継続されているためアクセスも気楽だ。南房総エリアは、館山、千倉以北の海沿いこそクルマが多いが、一旦山の県道に入るとクルマは殆どいない。標高300mのアップダウンが程よく繰り返され、ルートの取り方次第では、50kmから250kmまで好きなだけ走る事が出来るため、走る事そのものを楽しむフィールドとしては大きな山が無い事以外文句のない環境だ。また、館山以南のフラワーライン経由で千倉までの道のりは比較的クルマが少ない上に、路肩が大半の区間でかなり広いので安心して走れる。海岸線の美しさは、千葉のコートダジュールと呼びたくなる程の美しさ。そもそもからして日差しの色が関東圏とは全然違う。近くて遠い南房総もまた、知られざる自転車天国である。

お勧めの滞在方法とルート:
東京をクルマで出発したら、アクアライン経由で館山道を60km程南下。空いていれば1時間少々で館山市内に到着する。館山駅から海側に行ったエリアと館山自衛隊基地の近辺には多くの公園や駐車場が点在しているので、自動車をドロップしたら海岸線に沿って南へ向かう。南房パラダイス、白浜町を越えて30km程走ると千倉の市街に到着する。基本的なルートは海岸線沿いにピッタリと走るだけでOKだ。千倉市街についたら「海岸美術館」の看板を目印に山の中の「海岸美術館」を経由して、あとは近隣の県道を道なりに館山市内に向けて帰るのみ。少し迷いながらポタリングしてみるぐらいが丁度良い。一周60km程度で、ヒルクライムと呼べる程の山は、50m程度の登りが一つだけなのでどんな初心者でも完走出来るだろう。
上級者は、かずさアークの駐車場などにクルマをドロップして、房総スカイラインや鴨川有料道路、近隣の県道を組み合わせて走りたい。特に阿波天津と七里川温泉を繋ぐ81号線、養老渓谷近辺の道などは車両も殆どおらず走りやすいので組み合わせたい。